軍議録・戦況報告

ドル円148円台攻防|日足200EMA・直近高値安値から読み解く9月3日の行方

ドル円148円台攻防|日足200EMA・直近高値安値から読み解く9月3日の行方

孔明曰く――汝、よく聞け。9/3 の日足は「陽線」で引けると断ず。

終値は 149.10±0.15 を本命とし、上振れ余地は 149.30–149.50、想定外の下振れは 147.80 近傍までだ。



■大局判定(EMA200・三位一致)

  • 日足200EMA(採用値)=147.857
  • 4時間足200EMA=147.355
  • 1時間足200EMA=147.540

現在値 148.74 は三線すべてを上回る。大局=上(ロング専念)。この構造が崩れるのは147.85割れのみ。

■中局(トレンドの質)

H1リボン:EMA20=148.30 > EMA50=147.88 > EMA200=147.54(順行の並び)
RSI(14)=53.8で中庸上向き、MACDは+圏でシグナルに接近(小休止を示唆)。

H4リボン:EMA20=147.74 > EMA50=147.56 > EMA200=147.36(順行継続)
4時間軸まで順行のため、押し目は上に放たれやすい。

■前線(本日の戦場図)

デイ・ピボット(前日6–30のH/L/C)
P=148.414/R1=149.266/S1=147.888/R2=149.792
いまはP上で推移。道はR1(149.27)へ続くのが基本線。

フィボ集積(直近7日 高=148.941/安=146.657
38.2%=147.53/50%=147.80/61.8%=148.07
148.07–147.80–147.53 に強い買い板が並びやすい“押し目帯”。

ATR(14, デイ) ≈ 0.98円(約98p)。朝 148.7 からの平常運行なら、149.4 近辺までの可動域は十分。

■時間帯別の勝ち筋(要点)

  • 東京148.30–148.40 の押しは初弾買い。149.00手前は利確ぶつかるが、崩れにくい。
  • 欧州148.50を維持できれば上再開→149.20 突破を狙う。割れると 148.07→147.88→147.80 の順に押し目試し。
  • NY:イベントで一時乱高下しても、147.85を守る限り日足は陽線維持の公算。強ければ R1=149.27 到達→149.3–149.5 で大引け候補。

■具体策(エントリー/利確・撤退)

  • 買い場(分割):①148.40±0.05 ②148.10±0.05(61.8%近辺) ③147.88–147.85(S1&日足200クラスタ)
  • 利確149.10/149.25/149.45(段階利食い、残りは引け成り)
  • 損切147.80 明確割れ(5分足で実体2本)。ここで目線を売りへ転換。
  • 売りの反撃線(弱シナリオ)147.80割れ→147.53→147.30。ただし本命ではない。

■検証用チェックリスト(提案)

  • 三位一致維持(H1/H4/Dayの200EMA上)
  • H1 MACDヒストグラム反転(マイナス縮小→プラス転)で上値追い再開合図
  • デイP=148.41 を終日上でキープできるか
  • 148.50の攻防(欧州序盤の分水嶺)
  • R1=149.27 到達前の出来高失速有無(失速なら149.10台で引け)

■結論

本日の最有力は 陽線引け(149.10±0.15)
敗北条件は147.85割れの“構造崩壊”のみ。それまでは押し目買い徹底が勝利の道だ。

司馬懿曰く――「待て、あわてるな。これは孔明の罠だ」。
よいか汝、147.85 を背に取るのだ。守れば勝ち、割れれば直ちに撤退・反転。これぞ鉄律。

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